- 歌曲
- 时长
简介
渡辺美奈代が、なぜ鈴木慶一と二枚もやったのかは分からない。が、おそらく鈴木慶一が渡辺美奈代のキュートさに惹かれたのではないかと思う。そんな経緯はともかく、このアルバムと次作「恋しているといいね」はアイドルポップス史に燦然と輝く極上の作品だ。「マイボーイ」は88年作で、実に鈴木慶一らしい遊び心満載でありながらエバーグリーンな魅力溢れるアルバムとなった。それは80年代のムーンライダーズにも共通するオールディーズ的なポップスやロックンロールに、ニューウェイヴ的な解釈を加えるというもので、これがピタリと渡辺美奈代のボーカルとハマっている。例えば、これがピチカートの小西のスタイリッシュで洗練された曲だったら、おそらくダメだっただろう。そういう意味で、渡辺美奈代と鈴木慶一のカップリングが奇跡的な邂逅をしているといっていいだろう。だからこそ、もう一枚同じ布陣で「恋してるといいね」というさらにアイドルポップの王道的なアルバムが制作されたのだと思う。