音楽が自己主張から自然回帰へと変化して来ているここ数年だが,そういう流れの中でキラっと光って登場した国府弘子のデビュー・アルバム。女性なのにすごいなと言われる評価とは全く関係がなさそうな,力まない女性そのもののピアニストの登場だ。