シンガポール人サウンドアーティスト/ 作曲家Sonicbratのデビューalbum。生活の中にある些細な不思議を慈しむように紡がれるソロピアノとアコースティック楽器。 シンプルな美しさと親密な暖かさに包まれるようなピアノ・ポストクラシカル作品。 シンガポールのサウンドアーティスト/作曲家SonicbratことDarren Ngが、Kitchen. Labelよりデビューalbumをリリース。经典ピアノを学び、マルチ奏者でもあるDarrenは、シンガポールの舞台、映像、アートシーンで人気の作曲家の1人。静かでエレガントなシンプルさに溢れる彼の音楽は英Wire誌がErik Satieや坂本龍一を彷彿させると評しました。 本作『Stranger to my room』には、ソロピアノをメインに、チェロ、ヴァイオリン、アコースティック吉他等の生楽器やフィールドレコーディングで彩り、静謐な美しさと親密な雰囲気を湛える11曲のインスト楽曲が収録されています。録音はDarrenが8年間一人暮らしをする自宅で行われ、時間、空間、存在との個人的な関係を探求しながら制作されました。ピアノの近くに設置したマイクで捉えたピアノのハンマーの音や、自宅の至る所に設置したマイクでひろった様々な環境音も取り入れた、とても自然で、やさしく暖かな雰囲気のサウンドは、同時に孤独から遠ざけてくれるように聞こえます。トラック名には些細ですぐに過ぎ去ってしまうような日常の不思議を反映しており、そのとてもシンプルなメタファーから深い感情を呼び起こして作曲が行われたそうです。haruka nakamuraやAkira Kosemura等のポスト・ク ラシカルファンにオススメの1枚。 本作のパッケージは、ヘルシンキ在住のアーティストAiwei Fooによる16页の写真集とセットになった特殊パッケージ仕様。空間の中にある疎外感と親しみやすさを反映した世界感は、Sonicbratの音楽のパラレルワールドを構築しています。