- 歌曲
- 时长
简介
I tried any sound experiment on this album. 1.Infinity Zero Infinite rise white-noises express endless universe. 2.Universe Horizon Glitch sound express raging infraton field. 3.Gravitational Lens Gravity twist time and space, like you look upon the warped Sun when submarge in the sea. 4.Planck This track express Super String Theory. Strings Pizzicato and Poly-Rhythm express quantum mechanics. 5.Toe TOE is "Theory of Everything". Different 4 tuning same melodies express gravitation, strong interaction, weak interaction, and electromagnetism. Those 4 methods unison make beautiful detune. 6.Imaginary Time. Reverse piano sounds express before Big Bang time. This track ending means Big Bang. There is no Big and Bang sound. If you interested in universe, understand this meaning ;) 7.Wmap WMAP is a spacecraft that measures differences in the temperature of the Big Bang's remnant radiant heat. 8.Big Rip Big Rip is one of the end theory of universe. Universe loss the concept of "time and space" at far future. Tr.6, 7 and 8 express birth to end of universe. 9.Pulsar I used "CP 1919" iPad App on this track. "CP 1919" was the first radio pulsar discovered. What a surprise, I got to know, after making music. 畏怖。神秘。謎。偶発的かつ規則的。虚無にして無限。光、そして闇。 宇宙を思い浮かべるとき、そのイメージには枚挙にいとまがなく、相反する事項でさえ内包してしまう。 ノイズ・グリッチ・ドローンサウンドにはそんな宇宙の片鱗が見える。 ラジオから聴こえるノイズには、宇宙からやってきた電磁波も混じっているし、雷などの自然現象を克明に捉える。 それゆえかプツプツとしたデジタルノイズでさえも、豊かな音響、宇宙の鼓動として聴こえるのであろう。 今回、この九曲のトラックによっていろいろな実験を行っている。 INFINITY ZEROの無限上昇ノイズや、planckのポリリズム、TOE(超大統一理論)では 平均律・純正律・ヴェルクマイスター・キルンベルガーの4つのチューニングを 宇宙の4つの力(弱い力・強い力・電磁気力・重力)に見立て、同じフレーズを重ねて「統一」した(結果、ふくよかなデチューンがかかった)。 ビッグバン以前に流れていたとされる虚数時間をテーマにしたImaginary Timeでは逆再生音声との融合を図り、 また多くの曲が音声のビットを破壊してノイズを生成しているのに対し、BIG RIPやPulsaRではピュアに 生成されたノイズ主体の曲構成にチャレンジしている。 WMAPとBIG RIPは一続きであり、宇宙背景放射──ビッグバンの名残──つまり宇宙の創世から終焉を描いている。 これら二曲をImaginary Timeと合わせれば、宇宙三部作とも言えよう。 PulsaRでは有機的な宇宙にあって正確なリズムを刻むパルサーをイメージしている。 この曲ではCP 1919というiPadアプリを使っているが、CP 1919という名称がパルサーを表していることを知ったのは、 曲を作り終わってからのことである。この偶然たるや。 INFINITY ZEROから始まり、TOEで最大の山を迎え、宇宙三部作で歴史を語り、パルサーの煌きをもって終わる。 この流れに身を委ねて、是非宇宙を夢想して欲しい。 ──最後に一つ。Imaginary Timeは必然的にビッグバンで終わるのだが、もちろん大きくもなく、「バン」という音も入っていない。 ここでニヤリとしていただければ幸いである。