- 歌曲
- 时长
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Disc 1
简介
京都発、クラブ系新鋭レーベル”bonanzagram rec”は、実験的ブレイクビーツ、ヒップホップ、アンビエントを基調としながら新たな流れを提供する。レーベルの紹介的な意味合いも強かった第一弾リリースミックスCD "footprint mixed by PILgRIM"(BGMCD-001) は大手レコードショップでも売切れるなど徐々にその存在を浸透させつつある。このレーベルが放つ第二弾は、90年代前半ヒップホップに出会い創作活動をスタートさせたtaisaによる全編オリジナルのインストゥルメンタル?9?9ヒップホップ集。満を期して発表された彼の1stフルアルバムとなる今作は、長年にわたるビート創りの経験なしでは生まれ得ない、オリジナルなグルーブに満ちている。あらゆるジャンルを通過したビートの到達した姿がようやく陽光の下にさらされる。タイトルにあるバックグラウンドの名が示すようにさまざまな場面でのBGMを意図して創られたこれらの曲たちは、聞く人たちのあらゆる作業中のバックでかけられるような、生活の中に溶け込んだサウンドを目指す。全編ノンヴォーカルで、耳に心地よいループがセンス良く並べられたアルバムは、短めの一曲一曲がテンポ良く展開し最後まで一気に流れていく。。ヒップホップマナーを押さえながらtaisa流に料理された一音一音が柔らかにグルーブを紡ぎ出し、さらに、注意深く調整されたサウンドは効果的に配置され、耳に優しく響く。 シャープなキック、スモーキーなスネア、さび付くハイハット、空気ノイズ古いジャズレコードの中のフェンダーローズやサックス、ギター、taisa自らが演奏したエレピ、シンセ等が絡み合ったループ郡は独自のグルーブを生み出しながら部屋を心地よく満たす。繊細かつ大胆にコントロールされた楽曲たちが並び気がつくと自然と聴き終わっているような一枚に仕上がった。アンビエントでもなくヒップホップでもない新しいビートが空間に浮かぶ。