千年以上もの時の流れを通じて延々と継承され,{やまと}のこころをその流麗な調べのなかに取り込んできたのが雅楽ではないだろうか。その現代的な意味と伝統の持つ力の双方に目を配りながら,新しい可能性を追求する東儀{雅楽}の世界がここにある。