专辑简介

02年発表のジャズトランペッターTill BronnerによるBlue eyed soulは、ジャズヒップホップの名作として今も語り継がれるが、その共同プロデューサーが日本とドイツのハーフで、現在はベルリン在住のSamon Kawamura。そんな彼の1stアルバムが登場。本作では一切ヴォーカルを入れず、完全にインストのみで自身の世界を投射している。60～70年代のジャズやソウルに多大な影響を受けた彼の音は、たとえサンプリングやスクラッチを交えたヒップホップであっても、生音の持つ暖か味やグルーヴ感が伝わってくる。DJ KrushやDJ Shadowが切り開いたアンダーグラウンドヒップホップは、その後MadlibやJ Dillaによって更に進化し、日本からもDJ Mitsu The Beats等の才能を生み出している。そんなページに新たに書き加えられるべき逸材だ。(Ogawa)