とても都会派の風を感じさせるシンガーだ。決して気取ってるわけではないのだが,彼にとっては歌うという仕種自体がすでに自らの存在をドラマの主人公よろしくカリスマ的な存在へとかき立てている。彼のさりげない歌の中に哀愁を感じさせるのもそのせいだろう。