内容（「CDジャーナル」データベースより） アイドルからアーティストへ成長をとげる、DA#PUMPのサード・アルバム。メガ・ヒット・シングルを収録した本作と平行して、全国ツアーも始まり、夏に向けて彼らの勢いは止まらない。 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より) DA PUMPの何が素晴らしいって、音楽的に高度なことをわかりやすい形で表現できるところだ。とっつきにくいことを、いかにも難解なアプローチで提示することは実は簡単。そういうのがいちばん質が悪い。もちろんそういった意志はプロデューサーである富樫明生(=m.c.A・T)から発せられるものだが、それにきちんと応えられる彼らの資質も本当にたいしたものだと思う。自作自演こそ素晴らしいという幻想を、考え直させる存在だろう。 このアルバムでも、英語ならば乗りやすいリズムと日本語の見事な融合や、複雑な構造の楽曲をポップなメロディで緩和するなど、サウンド面で素晴らしいと思える点が各所にあるが、そういったこととは別に、彼らの年齢でしか出せないせつなさやある種の情感が過不足なく出ているところがいい。不満があるとすれば、ラップ部分が難しくてカラオケで歌えないってことくらい(笑)。ライヴが観たいぞ。 (楡崎明生) --- 2000年08月号