2枚組で届けられた待望のニュー・アルバム『Long Voyage（ロング・ヴォヤージュ）』、9月14日発売決定。 愛する犬たちも乗せて、七尾旅人、新たなる大航海のはじまり。 過去最大規模の参加ミュージシャンたちによるバンド&ストリングス・アレンジと、あらゆる時空間を行き来する映画的なストーリーテリングで、高まったリスナーの期待を遥かに凌駕する、驚きの最高傑作。 登場以来、過酷な時代と対峙するワンアンドオンリーな創作の数々でシンガーソングライターの意味を変容させ、多くのフォロワーを生み出し続ける七尾旅人から届いた約4年ぶりの新作は、このサブスク時代にこそ語られるべき17曲90分の2枚組アルバム。 前作ツアーで結成されたストレイ・バンド (Kan Sano、小川翔、Shingo Suzuki、山本達久) の他、細井徳太郎、石若駿らジャズ・シーンの俊英による鮮烈なアンサンブル、そして沢田穣治、梅津和時、石橋英子、Dorianら世代を超えたソウルメイトたちとのコラボレーションにより七尾の楽曲の魅力を最大化させた過去最高のポップス集でありながら、全体を貫くテーマはさらなる深化を遂げて、美しくファンタジックなメロディと意味深い歌詞の連なりに90分があっという間、波乱万丈の音楽体験。 １秒先すら見えないこの混迷の時代に、嘘偽りない風景とともに我々を優しく包み込む「未来のこと」、大比良瑞希とのデュエットによる珠玉のソウル・バラッド「ドンセイグッバイ」、ツイートでもおなじみの愛犬たちとのユーモラスな日常から想像を越える世界へと誘われる「Dogs & Bread」、ブラック・ライヴズ・マター運動と共振するフリーキーな料理ソング「ソウルフードを君と」や「入管の歌」、ポピュラーミュージック史に輝く永遠のスタンダードたちを思わずにいられない「if you just smile」など、今作もありえないレヴェルの名曲揃い。 歓喜と哀しみのロング・ヴォヤージュ。長い航海の果てにあなたが見つけるものは？ 七尾旅人はけして器用なミュージシャンではなく、愚直な試行錯誤を繰り返し、そのキャリアも順風満帆というわけにはいかなかった。でも音楽というフォーマットを信じて歩き抜いた先には、こんな奇跡が待っているのか。