内容紹介 ジャパニーズ・オルタナ・バンドの雄“ART-SCHOOL”のマキシ・シングル。よりポップにより力強くなったサウンドから彼らの成長が窺える作品。 メディア掲載レビューほか 2000年春、下北沢や新宿を拠点に活動を始めて以来、インディーズ・シーンではなかなかの健闘を見せているART-SCHOOL。彼らの初のマキシ・シングルは、バンドの中心人物・木下理樹の精神世界が色濃く反映された作品となった。村上春樹やレオス・カラックスの影響を多分に受けていそうな歌詞世界やビートの重いサウンドは、可能性を感じさせつつも、今ひとつ物足りないのだが、木下の“声”が一種独特な迫力を備えている点には注目したい。痩せた若者にしか出せない枯れ気味の震え声が、青春の焦燥感をリアルに伝えている。 (島津智子) --- 2001年10月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)