2009年4月よりスタートしたNHKの新番組「ワンダー×ワンダー」(NHKが取材力を結集して撮影した、自然、文化、歴史、紀行、芸術、人間ドラマ…毎回さまざまなジャンルをテーマに映像を紹介)のエンディングテーマ。誰もが一度は経験する、好きだった人の名前に対しめぐらせる様々な想いを素直な言葉で綴った別れのラブソングです。 アーティストについて 熊木杏里の発表する多くの作品がCM、映画、ドラマとのコラボレーション作品となり、ACC賞ベストサウンズを受賞した資生堂企業CMソングはじめ楽曲が高く評価され、現在映像クリエイターを最も刺激するアーティストのひとりです。 もうこのタイトルを見ただけでグッときました。名前って普段は人を識別する記号でしかないのに、好きな人や大切な人の名前ってどこか運命的で特別なものに感じますよね。 そんな名前を"言葉としても好きになってたと今気がついた"。「こと」のような清涼な空気、初夏の涼しさも感じさせ、失恋をテーマにしながら、大切な人へ出会えた感謝の気持ち、たくさんの優しい言葉に包まれます。 カップリングはNHK朝の連続小説「つばさ」の音楽を担当する住友紀人さんが担当していて、M3「つばさ」は今までのあんりこには無かった深みがあり、必聴です。漏れなくどちらも良いです。