简介
今年2作目。前作リリース時はすでに4人編成となっていたが、厳密にはその新体制で初めて一から制作したアルバムなので、前作とは異なる一枚と考えていいだろう。デヴェンドラ?バンハートやダーティ?プロジェクターズに刺激を得た下津光史がイニシアティヴを取り、徹底的に音の質感にこだわってリズムにメスを入れることを実践。ありがちな4、8ビートをなるべく避けたり、木造のスタジオにて集音マイクひとつでレコーディングしたりすることで、戦前ブルースや西アフリカのフォーク的な趣も感じさせる仕上がりとなっている。また、それを震災後の絶望感と諦念混じりの自嘲的なリリックに沿わせているのもお見事だ。が、曲自体は短くポップでどうにも人懐っこい。こんなバンド、いまの日本で他にいるか?
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