team鳳

team鳳

简介:team鳳简介 メンバーの姓名には、宝塚歌劇団の組の名がそれぞれ組み込まれている[注 4]。新人お披露目公演での成績は第8位。ジャージの色は黒を基調としており、インナーはそれぞれのイメージカラーを取り入れたものを着用している。結成当初はバラバラで統一性がなかったが、レッスンやテストステージ、合宿などを通じて絆を深めていく。しかし最終選考である「綾薙祭」を前に、華桜会より「学園の伝統と品位を貶める」として出場停止処分が下されてしまうが、鳳が彼らの身代わりに華桜会を脱退した事により処分は撤回されたものの一般枠へ降格となった。 第1期でミュージカル学科に合格している。 OVAでは鳳の華桜会復帰のために動いており、彼らに心動かされた華桜会メンバーの手助けもあって、鳳の華桜会復帰を成し遂げた。鳳の華桜会復帰に伴い、彼らもスター枠に復帰している。 1年は星谷、那雪、天花寺がA組、海斗、空閑がB組であり、2年から全員同じクラスとなった。寮は全員第一寮である[26]。また、稽古場がteam鳳のみ他のスター枠と異なる稽古棟にあったため、他チームとの交流は合宿場所が同じだったteam柊を除き、2年生で同じクラスになるまでほとんど関わりがなかった。 2年の綾薙祭のクラス公演の班分けはA班。 Members 星谷 悠太(ほしたに ゆうた)声 - 花江夏樹 / 演 - 杉江大志[27]所属:綾薙学園高等部声楽科1年A組→ミュージカル科2年MS組身長:170cm、血液型:O型、誕生日:10月10日、イメージカラー: 緑[9]主人公。ダンスや歌が好きだが入学当時は素人同然のレベルに過ぎなかった。しかしスター枠選出以降のレッスンにおいて努力を怠らず、また天真爛漫な性格でチームのまとめ役ともなっていることからチームリーダーに選出される。猫を始めとする動物全体が苦手であり[28]、好きな動物にはクワガタを挙げている[26]。たまご焼きはしょっぱい派。中学は公立校に通っており、運動神経が良いことから様々な部に誘われ、サッカー部、バレーボール部、バドミントン部、ワンダーフォーゲル部など掛け持ちしていた[29]。一人っ子[30]。父親はサラリーマンであり、母親もパートで働く専業主婦で家は普通の一般家庭である[31]。好きな楽器はマリンバ[32][注 5]。中学時代に偶然見かけた高校生に憧れ、同じ舞台に立つために綾薙学園に入学を果たすが、歌、ダンス、演技と基礎は全く出来ておらず、集合時間前に準備運動を終えておくという役者にとって当たり前のことすら知らなかったことで、当初は海斗や天花寺から邪魔者扱いされていた。自身がチームで足手まといになっていることには気付いており、空いた時間をほぼ自主練に当てるなど他のメンバーに追いつく努力を続け、当初は同室の那雪と二人で基礎を中心とした自主練を行っていたが、チームメイトと打ち解けていくのと同時にチーム全体で練習することが日課となった。持ち前の明るさと前向きさ、何事においても一生懸命に取り組む姿勢でバラバラだったチームを一つにまとめ、チーム内だけでなく、team柊や華桜会が認めざるを得ない存在へと成長を遂げるが、一方で新人お披露目公演前にteam柊との実力差を思い知らされた時には自身がチームの足を引っ張っていることを感じ取り、その焦りからオーバーワーク気味になっていた。また、鳳が華桜会を脱退した時にはその理由を確かめることができず、心配した辰己から鳳の連絡先を教えてもらうも連絡することが出来なかったり、指導者である鳳の代わりにリーダーとしてチームを導かなければならない立場にありながら、自身が未熟なことを理解しているが故に完璧にチームを導く方法が分からないと遥斗に相談をもちかける等、苦悩も見られる。チームリーダーだが、技術的な部分が必要とされる水準に追いついていないため、チームメイトにフォローされることも多く、ミュージカル学科の入科オーディションでは演技力の無さが明るみに出ないようにレヴュー公演で乗り切る作戦が立てられた。2年生最初の課題となった卒業記念公演『Shadow&Lights;』では苦手な演技から逃げることができず、オーディションは比較的難易度の高くないランバートの影役を受けることになったが、周囲との差がありすぎるため、魚住によるマンツーマン指導を受けるほど。当初はあまりにも演技力が低いため、魚住から「1億年前からやり直せ」と怒鳴られていたが、辰己に誘われて行った中等部の部活発表会で急遽、代役で演劇部の舞台に出演することになり、役に入り込むタイプであることが発覚した。以降、役に愛情を持って理解を深める方が上達に繋がると魚住から目をかけられるようになるも、繊細な演技を要求されるランバートの影よりも天真爛漫なアレクシスの影の方が向いているという魚住らアンシエントの判断から海斗と役をコンバートする。チームメイトや指導者の鳳、辰己、魚住らからは他の役者にはない魅力が秘められていると一目置かれているが、憧れの高校生を追い求めて役者への道を志しただけであるため、演者にとって必要な役への執着や野心が欠けており、遥斗からはプロの世界に踏み込むのは難しいと懸念されている。憧れの高校生の正体が指導者である鳳だったことは第1期第12幕にて鳳本人と柊の会話から明かされているが、当の星谷本人は全く気付いていなかった。育成枠選抜のための稽古合宿中に行われたオリエンテーリングの中で那雪から昔の鳳が写った写真をもらい、憧れの高校生の正体にようやく気付いたが、何も知らず本人に憧れの高校生について熱弁していた恥ずかしさと憧れの人が目の前にいる嬉しさから今までのように気軽に話すことができなくなる。が、アレクシスの影役の稽古から外され、ランバート役の柊のサポートとして彼と行動を共にする中で、憧れの鳳と共演を果たす夢を叶えるという目標を再確認し、アレクシスの影役への執着心が強まった。同じように憧れの人を目標とする揚羽からは当初「同じではない」と否定されていたが、嫌われていたことにはチームメイトから言われるまで気がつかなかった。また、星谷自身も揚羽に対してはなかなか踏み込むことができず、憧れの遥斗に否定され、閉じ篭ってしまった揚羽を心配しながらも、行動を起こしきれずにいたが、天花寺の話や柊からランバートの人物像とアレクシスとの和解に至った経緯を聞き、揚羽と本音でぶつかる決意を固める。自身と同じく夢を諦めきれない揚羽の気持ちに気付き、互いの心をぶつけあったことを機に仲良くなり、揚羽からは名前で呼ばれるようになった。以降、天花寺から「那雪以外の役者とも絡まないと芝居が変に固まる」という助言をもらったこともあり、揚羽と過ごす時間が増えた。北原からは本来通るはずのないオーディションの数々に初心者ながら合格している奇跡を起こしたことから「ミラクル星谷」の愛称で呼ばれており[注 6]、育成枠でも奇跡を起こせるか否か注目されていた。故に当初、ランバートの影役のオーディションを受けることが発表された際には期待外れだと幻滅されている。虎石とセットの時には周囲が育成枠獲得に躍起になっている中でも能天気なことから「ノーテンキーズ」と呼ばれている。稽古合宿のオリエンテーリングでは那雪、卯川、揚羽、蜂矢と同じ1班。『Shadow&Lights;』の配役発表では惜しくもアレクシスの影役のオーディションに落選し、落ち込んでいたが、後に柊のブロードウェイデビューとそれに伴い卒業記念公演の出演を降板したことから代役としてランバート役に選ばれる。が、自身が柊の後を引き継ぎ、鳳演じるアレクシスが求めるランバートを演じて本当にいいのかという迷いと座長を任されたプレッシャーから表題曲「Shadow&Lights;」の歌唱中に歌えなくなってしまい、スランプに陥る。一時は自殺するのではないかと那雪たちから心配されるほど思い悩んでいたが、柊が自身と同じく鳳の背中を追いかけ、同じ目標を持っていたからこそ役を託したと知り、スランプを脱する。以降、柊がブロードウェイに旅立つまでの間、直接ランバートの稽古をつけてもらっており、実力至上主義の早乙女が珍しく評価するほどの完成度に仕上げた。日常生活の何気ない行動もミュージカル化させてしまうほど芝居にのめり込み、卯川からは「戌峰君が二人に増えた」と言われたほど。が、本番では第二幕11場「奈落落ち」にて楪演じるルーカスによって奈落に落とされるシーンで実際に奈落に落ちる際、直前に奈落下で起こったトラブルに巻き込まれ、マットに残っていた釘を拾おうとした揚羽と衝突してしまい、意識を失ってしまう。幸いにも奈落落ちからしばらくは出番がなかったが、肩が外れかける怪我を負ってしまい、全身を使うダンスシーンがある14場「ランバートの夢」を演じるのは不可能と判断され、交代をせざるを得ない状況に追い込まれる。が、那雪や揚羽がクライマックスの15場「ランバートとアレクシスの和解」だけでもやらせてあげてほしいと頼んだことで体格的に役が戻っても違和感のない揚羽に14場のみ代役を頼むことになった。14場が終わるまでに腕が上がらなければ出さないという魚住の判断に納得したものの、出番寸前になっても痛みが引かず、そのまま交代させられそうになっていたが、控え室を訪れた鳳の「今のお前とやりたい」という一言で奮い立ち、痛みを忘れて憧れの人との共演を無事に果たす。鳳との共演後は「もっと前に進みたい」とミュージカルの道を突き進む決意を示した。鳳と初めて出会った野外劇場には自身がミュージカルにのめり込むきっかけになった場所として特別な思いを抱いており、卒業記念公演で念願の共演を果たした後もたびたび足を運んでいる。また、同じ場所で華桜会の首席とは知らずに四季とも出会っており[注 7]、その際、四季が落とした春日野の「運命の輪」のタロットカードを拾ったことをきっかけに関わりを持つようになる。team柊へオープニングセレモニー優先のためにクラス公演の辞退を強制した四季世代の華桜会に対してはteam柊抜きの状況でクラス公演は行えないと当初から反対の意を示していたが、「クラス公演を辞退するもしないも自由」という冬沢の言葉や諦めかけた周囲の反応に一時は前に進むために現実を受け入れて残ったメンバーでクラス公演に臨もうとする。が、野外劇場で再会した四季から発破をかけられたことで、足掻く前に全てを諦めようとしていたことに気付き、当初の目標であるカンパニー全員でクラス公演を成功させるべく華桜会に対して14人全員でのオープニングセレモニー出演を願い出る。冬沢にオープニングセレモニーへの出演を却下された後も出演は諦めず、優等生作戦や雑用を買って出ることで自分たちのことを知ってもらおうと行動を起こす。揚羽がストライキを提案した際には乗り気ではなかったものの、揚羽、北原と共にチームリーダーの一人として華桜会に綾薙祭のクラス公演辞退を申し出ることでオープニングセレモニーへの出演交渉に臨む。が、交渉に応じるどころかクラス公演と稽古場を華桜会に取り上げられてしまい、途方に暮れるもスター枠時代の稽古場が新稽古棟が出来たことで使われなくなったことを思い出し、カンパニーの練習場所にかつてのteam鳳の稽古場使用を提案した。ストライキで華桜会からteam柊との接触を制限された後も自ら接触を試みる等、team柊との共演は諦めておらず、南條がオープニングセレモニーの演目データを入手したことをきっかけにteam柊を含めた14人全員での出演を認めてもらうべく、team柊と示し合わせてオープニングセレモニーのプレ公演を実施する。その際、燕尾服を着て現れた四季が華桜会の首席であることに気がついた。四季に対しては当初苦手意識を持っており、華桜会首席とは知らなかったとはいえ、オープニングセレモニーの件で相談に乗ってもらった際の言動が無礼に働いてしまうのではないかと不安を感じていたが、一人でも多くの生徒を救いたいと葛藤する四季の想いを知ったことで信頼を寄せるようになった。また四季からも学園を変える人材として期待され、次期華桜会入りを勧められる。四季の尽力によりオープニングセレモニーへの出演が決まってからは役者として急成長を遂げており、プレ公演の頃からその片鱗を感じていた辰己からは対等なライバルとして認められるようになった。14人全員でのステージに立てないことを残念がりながらも、ライバルとして競い合いたいという辰己の気持ちに応えるべく、冬沢につくことを選んだteam柊がカンパニーから離脱することも前向きに受け入れる。冬沢が四季に対して不信任決議案を提出した際には事前の調査で意見が真っ二つに分かれている現状から自分たちの投票で結果が決まると知り、どちらを選ぶべきか酷く悩んでいたが、過去に何度も困難な状況を変えてきたことから自分たちに出来ることで状況を打破しようと争いそのものを支持しないという姿勢を示すべく白票を2年MS組全員の総意として投票する。四季が華桜会から除籍されることが決まってからはチームメイトと共に彼の元を訪れ、かつて自分たちが指導者である鳳を失った過去の経験からteam四季のためにも四季の本心を確かめようとするが、すでに現状を受け入れてしまった四季から夢を託されてしまう。その際、四季から桜の花の栞が挟まったミュージカルの入門書を手渡されており、冬沢から同じ本を託された辰己が持っていた入門書にも同じ栞が挟まっていたことから二人が同じ気持ちであることを察する。冬沢に対し、オープニングセレモニー成功のためにも「一人でも欠けたら完璧なステージはできない」と四季と一緒に本番のステージを観劇するよう説得を試みた。綾薙祭当日には会場に姿を現さない四季の捜索にteam鳳の仲間たちと共に乗り出す。綾薙祭に訪れていた鳳には四季の力になることが出来なかったことから不安をこぼしていたが、鳳から人に影響を与える存在だと背中を押されたことで迷いを断ち切る。時計塔に閉じ込められていた四季を発見した際には「夢を諦めるな」とチームメイトと共に説得を試み、四季を綾薙歌劇場まで送り届けて舞台へと上がり、カンパニーの仲間と共にオープニングセレモニーを無事に成功させた。綾薙祭後に現華桜会から次期華桜会候補の一人として選出される。なお、第3期第12幕の最後には華桜会の燕尾服を身に纏い、思い出の野外劇場に佇む後ろ姿が描かれた。那雪 透(なゆき とおる)声 - 小野賢章 / 演 - 山中翔太[27]所属:綾薙学園高等部声楽科1年A組→ミュージカル科2年MS組身長:160cm、血液型:A型、誕生日:1月23日、イメージカラー: 黄[9]海斗と同じく、綾薙学園中等部からの持ち上がり。星谷とは入学初日に親しくなり、学生寮も同室となる。誰にでも優しい温和な性格だがネガティブな思考も見せ、秘めた演劇のセンスは高いものの極度のあがり症の持ち主。だが酒癖が悪かったり熊を殴るなど破天荒な一面も。どんな時でも明るく前向きな星谷を尊敬している。料理が得意[33]。双子の妹がいるが、あがり症を克服する為に作ってもらった特製のお茶が大の苦手。辛党[33]。好きな動物はハムスター[26]。好きな楽器はトライアングル[32]。世話好きであり、星谷からは「お母さんみたい」と言われている[34]。チーム全員分のお弁当を毎日作っており、合宿の際にはteam柊の分の昼食を用意することもあった。虎石から作ってと頼まれた際にも快く承諾している。が、鳳が華桜会から脱退した時には何も考えないようにするためにシュウマイの肉を包むことに没頭し、昼食もシュウマイ弁当が続いていた。このことについてチームからは不満の声が漏れるも、有無は言わせないとばかりに黙らせており、team鳳で過ごす中で強くなったことが語られた。中等部時代は家庭科部に所属しており[29]、模擬店の焼きそばを一日500食、一人で作って売ったことから「伝説のヤキソバニスト」として知られている。星谷に対し、弱い自分を導いてくれる存在かもしれないと品定めしてしまったことにずっと罪悪感を抱いていたが、team鳳のメンバーと過ごす中で、仲間の大切さを知り、心から信頼し合える関係を築く。以降は自信をつけ、舞台の上でも堂々とパフォーマンスができるようになった。が、本人は2年生になってもまだあがり症に悩まされている。『Shadow&Lights;』では探偵助手のパーシー役のオーディションを受ける。稽古合宿のオリエンテーリングでは星谷、卯川、揚羽、蜂矢と同じ1班になり、蜂矢が失くした地図の代わりに以前、周囲を散策した際にメモしていた地図で班員を導き、食材調達では山菜や毒キノコを見極める目を発揮してみせた。その際、中等部の部活発表会で星谷に見せようと思って貰ってきたものの、タイミングを逃して見せられずにいた昔の鳳の写真が星谷の手に渡っている。写真に写った昔の鳳が憧れの高校生の正体だったことに気付いた星谷の動揺を玉子焼きの味付けに不満があると勘違いし、一時的に星谷を避けていたが、星谷がチームに憧れの人の正体を明かしたことで誤解は無事に解けた。星谷が揚羽と仲良くなってからは「同じ役者とばかり絡むと芝居が固まる」という天花寺からの助言もあり、彼と一緒にいる時間が極端に減ってしまい、チーム戦廃止も相まって、いつも引っ張ってくれた星谷やチームメイトに頼りきっていたことを自覚する。チームで舞台に立つ際はアガリ症も克服できていたが、ひとりで舞台に立つ自信はまだなく、自分自身を信じきれない弱さから役を本気で勝ち取る覚悟が欠けていた。個人戦になったことを機にチームの中で自分ひとりだけが置いていかれるのではないかと不安を抱え、自分自身のために頑張る方法も分からずにいたが、同じ悩みを抱える卯川と気持ちを分かち合ったことでチームメイトと共演する道を諦めたくないと思う気持ちに気付き、先を歩くチームメイトたちに追いつき、追い越そうと自分の力で前に進んでいくことを決意する。その際、かけがえのないものを与えてくれた星谷にいつか役者同士として与えられる側ではなく、与える側になりたいという思いから自身が愛用していたイルカのしおりを星谷にプレゼントした。以降、星谷のみでなく、天花寺や海斗、卯川とも積極的に絡むようになり、卯川が京都出身であることから玉子焼きの味付けを星谷好みの塩味から京都風のだし巻きに変えている。配役発表では惜しくもパーシー役を逃すが、悔しさを感じながらも結果を真摯に受け止め、選ばれた卯川を心から祝福した。本番では裏方として役者を支えており、出番を前に緊張する卯川に謎茶を差し入れ、彼の緊張を解そうとしていた。奈落落ちで星谷が怪我をし、交代を余儀なくされた際には真っ先にラストシーンのみ演じさせてあげてほしいと魚住に頼み込んでおり[注 8]、星谷の代役として14場のみ出演することになった揚羽に衣装のサイズを合わせてもらうべくゆうきとつむぎも呼び出している。2年の2学期からは華桜会と対立する星谷を終始心配しており、星谷が一人で全部背負い込んで突っ走ってしまっているのではないかという不安から自身が頼られないことも気にしていた。星谷が何者かによって校内の一室に閉じ込められて戻ってこなかった際には妄想癖も相まって酷く取り乱しており、チームメイトから居なくなった星谷より心配されたほど。その際、華桜会の一人である春日野に直談判しに行くほどの行動力も見せており、星谷を未熟だと悪く言う春日野に対しても真っ先に否定する等、星谷の身を誰よりも案じ、理解者であろうとした。また、チームメイトのことを思い遣る姿は春日野が自身と重ねることにも繋がっており、彼個人の2年生への見方が変わるきっかけにもなっている。チームメイトから星谷が何も言わないのはチームを信頼している証拠だと気づかされたことで不安からは解消されたが、星谷が自力で脱出して戻ってきた時には怒りながらも涙を浮かべており、彼を一番に心配する姿勢だけは変わることはなかった。四季が華桜会から除籍された際には自分たちと同じ境遇に立たされたteam四季のことを心配し、星谷らチームメイトと共に四季の説得を試みる。綾薙祭当日にはいつになく緊張していた星谷を気遣う一方で自身は落ち着いた様子を見せており、あがり症の克服という大きな成長を見せた。綾薙祭後に次期華桜会候補の一人として選ばれる。月皇 海斗(つきがみ かいと)声 - ランズベリー・アーサー / 演 - ランズベリー・アーサー[27](1st・2nd)、反橋宗一郎[35](3rd)所属:綾薙学園高等部声楽科1年B組→ミュージカル科2年MS組身長:168cm、血液型:B型、誕生日:11月4日、イメージカラー: 青[9]父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を首席で卒業したスターという名門の家に生まれる。周囲からは兄と比較される事が多く、コンプレックスの種と思い込んでいたが、それは兄への憧れの裏返しであった。努力家で学年首席でもある。綾薙学園中等部からの持ち上がりであり、音楽コース特進クラス出身で当時は辰己や申渡、蜂矢と同じクラスだった[26]。中学時代はアカペラ部に所属していた[29][36]。甘党であり[37]、好物はいちご牛乳。カナヅチ[37]。好きな動物はマレーバク[26][注 9]。好きな楽器はピアノ[32]。兄の遥斗同様不器用であり、ハロウィンで作ったジャック・オー・ランタンは天花寺曰く「空閑の絵を笑えないレベル」。柊がスター枠選出の際に事前に用意した評価は高かったが、遥斗へのコンプレックス故に感情的になってしまい、team柊入りを見送られる形となった。本来不合格であったが、鳳が拾い上げたことでスター枠入りを果たす。が、当初は素人の星谷を天花寺同様、入科オーディションで足手まといになると判断しており、彼をメンバーから外すよう鳳の部屋まで直訴しに行っている。星谷がチームメイトから認められていく中でも「馴れ合うつもりはない」と一線を引いていたが、卯川に煽られた際に星谷が遥斗の弟としてではなく、海斗として受け入れたことでteam鳳の一員として共に歩む決意を固めた。以降は、星谷の自主練にも自主的に参加している。重要な場面に出くわすことが多く、鳳が華桜会から去った理由もある程度は把握していたが、確信が持てずチームには明かしていなかった。が、鳳と連絡を取れずにいた星谷を放っておくことができず、鳳の華桜会脱退の本当の理由が自分たちを守るためであったことを確かめるために一緒に柊のもとへ訪れたりしている。また、リーダーとしては未熟な星谷を時に厳しくも傍で支えていることからチームのサブリーダーとして認識されている[34]。『Shadow&Lights;』では育成枠の花形とされているアレクシスの影役のオーディションを受けることになったが、魚住や双葉からはやりにくそうだと懸念されていた。魚住の判断で星谷と役をコンバートするように提案されるも納得できず、自身がまだ遥斗に拘っていることを突きつけられた際には再び感情的になっていた。揚羽同様、中等部時代に観た遥斗のアレクシスの影に魅了され、兄を超えるために同じ役に挑戦しようとしていたが、内心ではアレクシスの影に向いていないことを理解しており、コンバートの理由についても納得はしている。星谷と魚住から同じ道ではなく、違う道でも憧れを越えることができると背中を押されたことで、遥斗の呪縛から解放され、ランバートの影を演じる決心をした。その際に遥斗がアレクシスの影を演じた当時のチケットを星谷にプレゼントしている。途中交代にも関わらず、ランバートの影役を受ける申渡や他の受験者たちと渡り合っていたことから実力が高く評価されていたが、海斗自身は発表の瞬間まで緊張と不安で気が気ではなく、配役発表において正式にランバートの影を演じることが決まった時には安堵の表情を見せていた。本番では奈落落ちで星谷が怪我をしたことに責任を感じていた揚羽を天花寺と共にフォローしている。稽古合宿のオリエンテーリングでは天花寺、辰己、申渡、戌峰と同じ班。南條にスパイ疑惑がかかった際には蜂矢と共にサブリーダーという視点から利益のためだけにチームを支えることはできないと南條を擁護し、team漣の復活に一役買っている。星谷が綾薙祭当日に姿を見せない四季を探しに行くと申し出た際には少々呆れながらも揚羽と北原に話を通す役割を自ら買って出て、リーダーの星谷をサポートした。綾薙祭後に次期華桜会候補の一人に選ばれる。天花寺 翔(てんげんじ かける)声 - 細谷佳正、諏訪彩花(幼少期) / 演 - 鈴木勝吾[27](1st・2nd)、橘龍丸[35](3rd)所属:綾薙学園高等部声楽科1年A組→ミュージカル科2年MS組身長:175cm、血液型:A型、誕生日:8月11日、イメージカラー: 赤[9]梨園の一家に生まれ、強いプライドを持っている。幼少の頃から回りは大人ばかりだったためか同年代との付き合い方が下手で、無粋な行動を取るメンバーを「野暮助」呼ばわりする。既に芸能活動をしていて女性ファンが数多くおり、通学時は警備員が動かなければならないほど、多くの女性ファンから黄色い歓声を浴びている。そのため、変装として眼鏡をかけることも。虎石のように自分から女性を口説くような素振りは見られないが、守備範囲は広い[38]。寮では一人部屋で、タヴィアン(声 - 加隈亜衣)という猫を飼っているが、可愛がるあまり会話だけを聞いていた那雪からは当初、女性を連れ込んでいると思われていた。猫を「天使」と呼ぶほど溺愛しており、好きな動物も猫である[26]。好きな楽器は能管で、嫌いな楽器は猫の皮を使っていることから三味線[32]。一人っ子[30]。入学初日から周囲との間に一線を引いており、スター枠選出のオーディションではプライドの高さも相まって不合格となったが、鳳に拾い上げられたことでスター枠入りを果たす。初心者の星谷に対しては鳳に直接メンバーから外すように直訴したり、付き人扱いするなど、メンバーとして認めていなかったが、密かに寮で飼っていたタヴィアンが行方不明になった際に自分のことのように近辺を探し回ってくれたことでチームの一員として認めるようになった。以降は、星谷の自主練にも積極的に参加している。海斗とは、普段からぶつかり合い、意見が合わないことが多いが、卯川や北原に煽られていた際には彼のために反論するなどチームメイトとして受け入れている。ミュージカルの稽古と共に休日は歌舞伎の稽古に勤しむ等、人一倍忙しい日々を送っており、幼少期から友人と遊んだ経験はほとんどない。部活動に参加する時間も取れなかったため、中学時代は帰宅部だった[36]。が、自身が歌舞伎界の未来を担う存在として期待されていることを自覚しており、役者としての道を進む覚悟を決めている。故に綾薙学園に通っている間、チームメイトと過ごす時間は唯一、長年彼が望んだ友人と一緒にいられる時間であり、チームのために率先して未熟な星谷をサポートしようとするなど、誰よりもチームを大事に想っている。また、衣装担当のゆうきとつむぎのことも可愛がっているが、チームメイトに言われるまで偉そうな雰囲気から苦手意識を持たれていることには気付いていなかった[34]。『Shadow&Lights;』ではチームが勝ち残るために難易度の高いダンサーのハーディー役を受けることになり、役者になる上で通らなければならない壁にぶつかっていた星谷に対し、大舞台に上がるチャンスを与えようと自ら彼のために役を勝ち取ることを宣言する。その際、幼少期から使っていた手ぬぐいをプレゼントした。稽古合宿のオリエンテーリングでは海斗、辰己、申渡、戌峰と同じ班となり、食料調達で川から星谷の荷物を拾った際には彼らの捜索に率先して動き、食料庫の下で遭難危機に遭っていた星谷ら1班を救っている。また、星谷が部屋に閉じ篭ってしまった揚羽に行動を起こせずにいた時には天岩戸の話を持ち出し、揚羽を救うきっかけを作っており、チーム戦廃止後も星谷を助言を与える形で支えている。いつも星谷と一緒にいた那雪に対してもチームに頼りきっていたことを気付かせるきっかけを作る等、チームメイトに大事なことを気づかせる重要な役回りを担うことが多い。配役発表にて宣言通りハーディー役を獲得する。本番ではアンシエントからも高く評価されるダンスを堂々と披露していた。星谷が奈落落ちで怪我をした際には揚羽がマットに残っていた釘を回収していたことに気づき、責任を感じていた揚羽に「その場にいたら同じことをしていた」とフォローした。四季世代の華桜会と対立した際には華桜会メンバーに対して終始攻撃的であり、その度に空閑に抑え込まれていた。また、何の策もなしに華桜会に楯突いた星谷を非難する一方で自身もまた煽ってきた入夏に喧嘩を売っており、後に感情的な行動に出たことを悔いて落ち込む様子を見せる。四季と冬沢を仲直りさせる方法を話し合った際には「ああだこうだ考えるよりも最後に全員で一花咲かせればいい」と戌峰と共に華桜会を含めた全員でオープニングセレモニーを成功させようとカンパニーの団結に一役買った。綾薙祭当日には姿を見せない四季の捜索を申し出た星谷に対して空閑同様、彼の背中を押しており、賛同しかねていた海斗を説得した。綾薙祭後に次期華桜会候補の一人に選ばれる。空閑 愁(くが しゅう)声 - 前野智昭 / 演 - 高橋健介[27](1st)、新里宏太[39](2nd・『SHUFFLE REVUE』・3rd)所属:綾薙学園高等部声楽科1年B組→ミュージカル科2年MS組身長:177cm、血液型:AB型、誕生日:4月2日、イメージカラー: 紫[9]幼い頃に父親が他界し母子家庭で育った為経済的に苦しい中、ミュージカル好きの母を喜ばせる為にミュージカルスターを目指すようになり、アルバイト[注 10]や奨学金を得て学園に通う。強面で無口だが、優しい一面も見せる。独学でピアノ演奏を習得しており、レッスン時には伴奏も行う。月皇とは同じクラスで寮も同室。喧嘩が強く、中学時代の学ランは血がついている上にボロボロになっていた。一人っ子[30]。好きな動物はゾウ[26]。好きな楽器はピアノとホルン[32]。入学初日にバイクのガス欠で遅刻し、スター枠選出のオーディションに間に合わず、不合格扱いとなっていたところを鳳に拾われ、スター枠入りを果たした。が、オーディションを受けていないにも関わらず合格した理由を不思議がっていた。初心者の星谷に対して、天花寺や海斗がチーム内にいることに納得できない中、特に気にしている様子はなく、むしろ初めての稽古で困っていた星谷を手助けしていた。一方で甘やかすばかりではなく、遥斗にコンプレックスを抱いた海斗に対し、相手の気持ちを考えない発言をした星谷にはみんなが同じ考えではないということを注意する場面もあった。チームの中では常識人であり、口数は少ないが、チームのために意見することもあり、チームから頼られる存在である。虎石とは小学5年生の頃にクラスは別だったが、委員会が同じだったことを機につるむようになった[40]。幼馴染みだが、同じクラスになったのは中学1年生の一度きりであり、学校中の不良が二人に挑みに来る状況を快く思わなかった教師によって意図的に調整されていた[40]。虎石にはよく物を貸しているが返ってくる事はほとんどない。中学の頃には綾薙学園への入学を視野に入れており、部活代わりに芝居やダンスのスクールに通って経験を積んでいた[40]。実力は虎石に「俺と同じチームだと思った」と言わせるほどであり、遅刻さえなければteam柊に入っていてもおかしくないレベル。方向音痴であり[41]、バイト先への道筋は覚えているが、あまり行ったことのない場所は校内であっても迷うため、面倒見のいい那雪や虎石に手を引かれることもあった。また、人の顔を覚えることも苦手であり[41]、虎石と同室の北原に対しては何度か顔を合わせているにも関わらず、同じクラスになるまで虎石のルームメイトだと認識されていなかった。ゆうきとつむぎの区別もついていない[34]。本人曰く絵が得意だが[41]、周囲が引くほど絵心がない。エイプリルフールの企画ではミュージカルソングシリーズのジャケットやBlu-ray&DVD;シリーズのジャケットが一日限定で空閑が手掛けたものに差し替えられた。また、アニメ一挙上映会等のイベントにてイラストを手がけており、公式にて初の画集「空閑集」も販売されている。『Shadow&Lights;』ではランバートの役者仲間であるオーランド役のオーディションを受ける。天花寺のゴシック歌舞伎を鑑賞したことをきっかけにミュージカルに本腰を入れるようになり、朝に入っていたバイトを辞め、夜のバイトも近々辞める予定である。オーランドを受ける他のメンバーがパート練習を行う中、唯一、他の役との合同練習を言い渡されていることからオーランド役の獲得に最も近いことが窺えるが、本気を出さなくても余裕で役を勝ち取れると思っている北原に対して疑問を感じており、半端な態度で自信ばかり一丁前な彼に役を譲る気はないと、いつになく強気な姿勢を見せていた。また、虎石が北原と南條をバイト先に連れてきた際には本気にならなくても勝てると自信満々な会話を繰り広げていた北原と南條にゴーヤ100%の特製ジュースを振舞うなど、表向きは分かりにくいが誰よりも夢に対して本気で臨んでいる。稽古合宿のオリエンテーリングでは虎石、北原、南條、十文字と同じ2班となり、最初のポイントに我先にたどり着こうとやる気を出していた。が、虎石と北原との競争に勝利するも、最初のポイントにて双葉からオーランドの初登場シーンの演技を求められ、疲れ果てた状態で演じきることができず、坂の下からやり直しになってしまう。星谷ら1班が行方不明になった際には彼らの捜索に協力した。また、自分に自信が持てず、卯川に役を譲っても構わないかのような発言をした那雪にはチーム戦でなくなった以上、今は自分のために頑張るべき時だと叱咤しており、他のメンバー同様、個人戦に移行してからもチームのために行動することが多い。配役発表においてオーランド役を獲得した。オーランド役争いに限らず、自分以外は全員ライバルだと思っており、チームメイトもその例外ではなく、星谷のこともライバルとして意識していた。同時に同じ一般枠からスター枠入りを果たした仲間意識も感じており、他人の心配をしている余裕はないと自覚しながらも密かに彼の活躍を応援していたことを明かす。その際、自身の原点である「in Rain!」のDVDをプレゼントした。本番では奈落落ちのシーンで舞台上にいたため状況を把握しきれておらず、虎石を通じて星谷の怪我のことを知る。自身の出番より星谷のもとに駆けつけることを優先しようとするが、虎石から今すべきことは舞台に立つことだと諭され、オーランドを最後まで演じきる。2年の2学期からは四季世代の華桜会のやり方に星谷らと同様に反発しつつも、後先考えずに突っかかっていこうとする天花寺のストッパー役として彼を止める場面も多くなった。前述されているように卒業記念公演を機にアルバイトはすべて辞めているが、ピアニストの不在でカフェのバイトに一時的に復帰した際にはカフェの常連となっていた[42]入夏と対面。「ストライキを起こしてでも華桜会入りのためにオープニングセレモニーに出たいのか」と問われるも、地位も名誉もいらないと断言しており、華桜会に入ること自体には興味がない様子を見せる。一方で入夏の問いに対する返答は濁しており、結果として入夏の心を突き動かすきっかけを作った。綾薙祭後に次期華桜会候補の一人に選ばれる。
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