简介：渡辺徹 (俳優) 移動: 案内、 検索 わたなべ とおる 渡辺 徹 本名 同じ 生年月日 1961年5月12日（52歳） 出生地 栃木県小山市 国籍 日本の旗 日本 血液型 A 職業 俳優、タレント、司会者 活動期間 1981年 - （文学座研究生・座員として） 活動内容 テレビドラマ、舞台 配偶者 榊原郁恵（1987年 - ） 家族 妻（榊原郁恵）、長男（渡辺裕太）、次男 渡辺 徹（わたなべ とおる、1961年5月12日 - ） は、日本の俳優、タレント、司会者。本名同じ。栃木県小山市生まれ、茨城県古河市育ち。身長180cm。劇団文学座所属。夫人は歌手、タレント、女優の榊原郁恵。2男の父。長男は俳優の渡辺裕太。血液型A型。趣味は草野球、将棋（二段）。 略歴 茨城県古河市立古河第一中学校卒業。同級生に物理学者の大槻東巳がいた。 茨城県立古河第三高等学校卒業。高校在学中は生徒会長を務める。 1980年、文学座附属演劇研究所に入所、翌年、同研究所を卒業して文学座研究生となる。 1981年、人気テレビドラマ『太陽にほえろ!』（日本テレビ）のラガー（竹本淳二）刑事役でデビュー（1985年まで出演）。 1982年、EPICソニーから『彼〈ライバル〉』で歌手デビュー。同年発売のセカンドシングル『約束』は、グリコ「アーモンドチョコレート」のCMソングとなり大ヒット。また彼の代表曲のひとつでもある。 1983年、『夜明けのランナー』（東宝） で映画デビュー。 1987年10月14日、榊原郁恵と結婚。披露宴の模様は日本テレビ系列で生中継された。 人物 1980年高校卒業後、「新劇の東大」とも言われる文学座の研究所に合格。文学座に入って間もなく、テレビドラマ『太陽にほえろ!』（日本テレビ）の新人刑事役に抜擢され、一躍人気を獲得した。この頃はドラマ出演の他にも、ポピュラー歌手としてレコードを何枚もリリースし、歌番組やCMに出演するなど、新劇俳優らしからぬアイドル的な活躍が多かった。 1985年文学座座員となる。 子供の頃は肥満児であった。それが故に、少年時代は「渡辺ふとる」と呼ばれていたという（『ダウンタウンDX』にて発言）。しかし、高校時代はスマートになってモテモテであったという。「太陽にほえろ!」のオーディションに合格した時は83kgほどであったが、オーディション合格から撮影開始まで半年以上の期間があったため、その間にアクションや体作りの特訓で絞り込まれて69kgになった。“ラガー刑事”がドラマに初登場すると、その甘いマスクと熱血漢な役柄に注目が集まり、瞬く間に二枚目アクション俳優としてブレイク。歌手としてもヒットを飛ばし一躍人気アイドルとして歌番組にも頻繁に出演するようになった。しかし、ファンから差し入れされた弁当やお菓子を律儀なまでに消化していた為に当初の69kgから、みるみる太ってしまう。ドラマの撮影時も、先輩方より先に食事を済ませるよう心掛けていたために、ひと皿で済む丼物やカレーライスを選んでいた（元来、食べることが大好きな徹は、体力勝負の撮影に臨むこともあり、カツ丼やカツカレーなど、肉類のメニューを好んでいた）。短期間で体型が変わっていく様を周囲には「役作りのため太った」と語り、笑わせていた（太陽にほえろ!を参照）。結局｢太陽にほえろ!｣降板・終了後は最終的に130kg前後まで太ってしまい、司会者・タレントとしての活動が多くなった。ピークは結婚時だったため、妻・郁恵の料理によりダイエットに成功して、91年頃には90kgまで痩せた。その後も何度か増減を繰り返しているが、2012年4月に虚血性心疾患であることが判明し、5月に手術を受け、術後の食事療法で6月には79kgまで減量に成功している。 大好物はマヨネーズで、中でもキユーピーの赤キャップが好きと公言している。また赤いウインナーソーセージも好きだが、郁恵はあらびきウインナーを出すため、喧嘩になりかけた事もあった。 かつて日本テレビ系列で放送された「オシャレ30・30」（時期不明）に出演した際、父親はまったく育児ができない人だったが、ある時、母がちょっとだけ出るから見ていてと徹を置いて出かけたところ徹が大泣きし始め、困った父はおっぱいをあげようと自分の乳首を吸わせようとしたがうまく吸わせられず、おちんちんを吸わせたという。徹はその話を高校生の時に聞かされ、思わずうがいし、ショックを受けたという。そして、妻の郁恵は徹がその父の血を継いでいるため自分たちの子どもに同じことをやらないかと心配していると告白した。 これまで主に本業である俳優業を中心に、司会者・バラエティタレントとしてマルチに活躍した。特に司会者としては、三田佳子（『世界ごちそうさま』1987年 - 1988年、日本テレビ）、芳村真理（『料理天国』1990年 - 1992年、TBS）、野際陽子（『楽珍!スポーツ共和国』1994年 - 1995年、TBS）、和田アキ子（『直撃!ウワサの5人』2001年 - 2002年、フジテレビ、『ひらけ!GOMA王国』1995年 - 1996年、関西テレビ・フジテレビ系）、上沼恵美子（『いつでも笑みを!』1998年 - 2005年、関西テレビ・フジテレビ系）、山田邦子（『いきなり!フライデーナイト』1986年 - 1989年、フジテレビ、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』1989年 - 1992年、フジテレビ、等）といった「つわもの」の女性タレント達のサポート役を歴任し、メイン司会者を立てつつ自らの存在感も同時に発揮する独特の司会術を持ち合わせている。現在はまれにドラマの脇役も含めゲスト出演する程度となっている。 本業の俳優としては1998年のNHK大河ドラマ｢徳川慶喜｣において倒幕に向け、次々とあくどい所業を企て実行してゆく西郷隆盛を威厳と貫禄十分に演じ切って見せた。 また本来、「文学座」の所属俳優ということから、多忙な中でも年に1~2本のペースで彼の原点である劇団公演を中心に舞台に立ち続けている。『マリウス』『息子ですこんにちは』『夕鶴』『あかさたな』等多数の代表作品があり、菊田一夫演劇賞などを受賞している。また、NHKFM『おしゃべりクラシック』のパーソナリティを8年務め、クラシックコンサートなどでも活躍している。 将棋は二段を持ち、その造詣は深い。 学園の理事を務めるなど、活動の幅が広い。